Visual COBOL/Enterprise Developer 3.0 Patch Update 14 の障害改修

注: 製品の更新は、不定期更新のバージョン番号が更新されるメジャーリリースと、それをベースとするお客様案件の改修用の更新(一部内部検出の更新も含まれる)があり、この改修用の更新を Patch Update と呼びます。

最新リリースの Patch Update には過去の Patch Update のすべての改修が含まれています。

バージョン 3.0 の Patch Update 14 の障害改修

このページは、バージョン 3.0 の Patch Update 14 の障害改修を記載するものです。

Patch Update のインストール方法は、 Visual COBOL/Enterprise Developer Patch Update のインストール方法 に記載されている内容をご参照ください。

バージョン 3.0 の Patch Update 14 の障害改修は次の通りです。

Visual COBOL 製品

#24798
SCREEN SECTION で x"AF" function 81 により継承されている罫線で ERASE EOL により関係のない行の罫線が消える不具合の改修。
#25005
JVM COBOL において、次の条件を満たすコードである場合に、実行時に NullPointerException 例外が発生する不具合の改修。(JVM Checker の不具合。)
  1. クラスのインスタンス メソッド内で、汎用 COBOL インスタンスデータ (メソッド外部でクラスの WORKING-STORAGE 内に宣言されているもの。データ型の例: PIC X データ、数値編集データ、または集団項目データ)が参照される。
  2. そのインスタンス メソッド内に、ローカル データとして同様の型のデータ項目の定義が存在しない。
#NA
SQL Server / PostgreSQL を OpenESQL で使用している際、CONVERT 関数使用時に可変長バイナリへの挿入/更新ができない不具合の改修。

Enterprise Developer 製品

#24798
SCREEN SECTION で x"AF" function 81 により継承されている罫線で ERASE EOL により関係のない行の罫線が消える不具合の改修。
#24871
Patch Update 12 に含まれる改修(Case No. 24612)の影響により、CICS アプリケーションで SEND MAP 後の RECEIVE MAP で文字化けが発生する不具合の改修。
#24887
内部モジュール MFTRNSDT がシステムプログラムとして正常に登録されないため、JCL ジョブを cassub コマンドで実行すると、MFTRNSDT の実行時エラー 114 (メモリ領域外の項目にアクセスしようとしている (シグナル 11)) が発生するケースがある不具合の改修。
#24896
Patch Update 13 に含まれる改修(#24361)の副作用により、Patch Update 13 適用後の Enterprise Server における TN3270 通信で、ATTN キーが送信された場合に、端末がハングしてしまい解放されなくなる不具合の改修。
#25005
JVM COBOL において、次の条件を満たすコードである場合に、実行時に NullPointerException 例外が発生する不具合の改修。(JVM Checker の不具合。)
  1. クラスのインスタンス メソッド内で、汎用 COBOL インスタンスデータ (メソッド外部でクラスの WORKING-STORAGE 内に宣言されているもの。データ型の例: PIC X データ、数値編集データ、または集団項目データ)が参照される。
  2. そのインスタンス メソッド内に、ローカル データとして同様の型のデータ項目の定義が存在しない。
#NA
SQL Server / PostgreSQL を OpenESQL で使用している際、CONVERT 関数使用時に可変長バイナリへの挿入/更新ができない不具合の改修。

バージョン 3.0 Patch Update 7 以降の重要な変更 - Visual COBOL 製品 / Enterprise Developer 製品共通

Enterprise Server

Enterprise Server の ESMAC の MQ ページは、新しいセキュリティ リソース MQL によって制御されるようになりました。 これにより、ユーザー アクセスの制限または許可が可能になります。

'MQL*' は新しいリソースで、'PCT*' や 'XAT*' などの既存リソースと同様に、MFESMAC 配下に追加する必要があります。

以下は、LDAP リポジトリのエクスポート例です:

******************************
# Sample security definitions for ESMAC MQ Listeners/Writers pages
#######################
###### MQL* ##
#######################
dn: CN=MQL*,CN=MFESMAC,CN=Enterprise Server Resources,CN=Micro
Focus,CN=Program Data,DC=X
changetype: add
cn: MQL*
objectClass: microfocus-MFDS-Resource
microfocus-MFDS-Resource-Class: MFESMAC
microfocus-MFDS-Resource-ACE: allow:SYSADM group:alter
microfocus-MFDS-Resource-ACE: deny:*:execute
microfocus-MFDS-UID: mfuid
#description: Allow full access any ESMAC MQ Listeners/Writers Screen
******************************

バージョン 3.0 の以前の Patch Update の障害改修

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